施設案内

茶房十五代

茶房十五代は、絲原記念館敷地内に佇む、大正時代の趣を感じられる和カフェです。大正13年(1924年)に建てられた築100年の建物をリノベーションし、平成30年(2018年)にオープンしました。この建物は国の登録有形文化財にも指定されており、レトロな空気とモダンなデザインが絶妙に調和した空間で、非日常のひとときをお楽しみいただけます。

カフェ内部には、大正時代そのままの天井や窓ガラス、什器や時計が残されており、一枚板の欅のテーブルは絲原家の山林で採れた貴重な素材で作られています。大きな窓からは、奥出雲ならではの美しい庭園や自然の山野を眺めることができ、四季折々の風情を感じながらくつろげます。

おすすめメニュー

茶房十五代のコーヒーは、松江市の名店「LITTLE COURT COFFEE」の自家焙煎豆を使用。注文後に豆を挽き、一杯ずつ丁寧にハンドドリップで淹れています。中国山地の雪解け水を使ったコーヒーは、香り高く格別な味わいです。

スイーツは店主手作りのオリジナルケーキがおすすめ。甘さ控えめのガトーショコラやふんわりとしたシフォンケーキ、季節限定のデザートなど、常時3種類のスイーツが楽しめます。また、お抹茶セットも人気で、歴史を感じる和菓子とともに、茶道文化に触れることができます。

歴史と文化を楽しむひととき

茶房十五代は、かつて「たたら製鉄」で栄えた絲原家の邸宅の一角に位置し、奥出雲の歴史と自然に包まれた特別な場所です。同じ敷地内にある絲原記念館では、松江藩第七代藩主・松平不昧公ゆかりの茶道具や漆器なども展示されています。カフェでゆったりとした時間を過ごした後、記念館で歴史と文化に触れるコースもおすすめです。

奥出雲 絲原家 Café茶房十五代

営業時間:10時〜16時
定休日:毎週水曜日、年末年始他